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どこかにひそんでいるはずなのにと思っていたもの

夜寝るときに、

蚊の音がうるさかった。

朝起きると、

捕まえたわけでもないのに、

蚊の音が聞こえなくなっていた。

部屋からは出られないはずなのに。

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広すぎると思ったとき

本屋で電話をしている二十歳くらいの青年がいた。

「うん、今、東京」

と言っていた。

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慣用句はこういうふうに生まれるのだなと思ったとき

後ろを歩いていた女子高生たちが、

映画について語っていた。

「テープがすり切れるまで、DVD見ちゃったよ」

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行き先が知りたいと思ったとき

すごく荒い呼吸の犬が、

後ろからものすごい速さで近づいてきて、

横を駆け抜けていき、

あっという間に視界から消えた。

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ループ再生されていた曲

窓の外から大音量の

「ハレ晴レユカイ 」

が三十分間くらい聞こえてきていた。

その後、40代くらいの男性の怒鳴り声が聞こえてきた。

「もうやめなさい!」

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なぜか格好悪いとされていたこと

小学生の頃、

雨がまだ小降りのときに傘をさすと、

「なんでさしているの?」

と言われた。

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競争社会なのだなあと実感したとき

タクシーが赤信号の交差点を走り抜けていた。

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先生という呼称だけで分かった気分になっていた人

私は「金八先生」のドラマを見ていないので、
金八先生が一体何の科目の先生なのか、
知らなかった。
検索してみたら、
国語だということが分かった。

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ログを掘り返してみたとき

途中、中断期間もあったが、
一体いつから私はこのブログを使っているのだろうと、
調べてみた。
だいたい、2005/01/23くらいであるらしかった。
その後、2月上旬までここに来るかどうか悩み、
blockblogを使うことに決めた。
その頃、こんなエントリを書いていたようである。

2005/01/26
とても主張したくなった瞬間

本屋で本を買った。
777円だった。
私は782円を出した。
店員さんが5円のおつりを差し出してこう言った。
「500円のおつりになります」
その途端、隣に並んでいた女性の客が顔を上げて私を見た。
おつりは確かに5円玉だったので、そのまま私は財布に入れた。
隣の客は不審そうな目で私を見ていた。
何かを弁解しなければならない気がした。
私は、しかし、そのまま店を出た。
本当に、おつりは5円玉だったのです。


だからなんだという感じである。
その後、
チビノワさんにトラックバックの方法を教えてもらったり、
トラックバックスカフェに投稿してみたり、
マルチライターブログを作ってみたりした。
これまで、
ネット上で様々なコミュニティを渡り歩いてきた。
それぞれのコミュニティにそれぞれの愛着がある。
blockblogは、私にとってはネット上の田園風景だった。
永田町のようなブログサービスでもなく、
六本木ヒルズのようなブログサービスでもなく、
渋谷のセンター街でもなく、
歌舞伎町でもなく、
田舎だった。
駅を降りると見知らぬ人が声をかけ、
村の人々が宿までの行き方を教えてくれる。
宿で一休みしていると、
村長が訪ねてきて、ねぎらいの言葉をかけてくれる。
宿の食事はそれほどおいしくもないが、
それは、私が、
添加物のたくさん入ったコンビニ弁当に、
慣れてしまったからなのだと気づく。
翌朝、子供たちが村の名所を案内してくれる。
地蔵とか神社とか河原とか、そういうところだ。
昼ご飯を食べていると、一人足りないからと言われ、
なぜか一緒に野球をすることになる。
見れば村長も宿の主も一緒に野球をしている。
帰り際、駅員がこっそりと教えてくれる。
そろそろダムの底に沈むことになっているんです。
添加物の入っていない食べ物も、
地蔵も、神社も、河原も、
いま私のいるこの駅も、
全てがダムの底に沈む。
どうしようもないことは分かるけれど、
なぜ沈まねばならないのだろうと思う。

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重要なお知らせ、その2

引っ越し先
引っ越し先の記事は暫定的なものです。

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重要なお知らせ

「トマトのみそ汁」移転いたします。
ここのブログ会社がサービスを停止せざるを得なくなったそうです。移転先はまたお知らせします。なお、ここのブログサービスは、ログのエクスポートができませんので、サービス停止とともに消えます。

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実は犬なんじゃないかと思っている猫

近所の猫の飼い主は、
首輪に紐をつけて散歩をする。

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未来からの手紙を拒否したとき

これまで携帯電話の時計が七分ほど進んでいたので、
七分後のメールをもらった気分になっていたのだが、
時刻を合わせ直した。

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それは本当にカラオケなのかと問われるとなんとも自信がなくなってくるとき

昔、RAGFAIRの歌をカラオケで歌ったことがある。

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宇宙の旅がしたくなったとき

5060円を出して3059円のCDを買った。
おつりが返ってきた。

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